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店長日記:115
2009年02月22日
これから数回にわたり、カフリンクスについてお話しいたしたいと存じます。本日はカフリンクス入門編、初めてカフリンクスをお使いになる場合のお話でございます。
初めてカフリンクスを手に取る場合、丸い形のカフリンクスから入るとよろしいかと存じます。理由といたしましては、ボタンの発展形として手に取りやすいということ、他の形ー四角形などに比べて丸いフォルムが優しい印象であまり目立たないということ、があげられます。丸い形の中でも当然、直径が大きくなればなるほど存在感は増してきますので、まずは小ぶりの丸い形からお入りになってはいかがでございましょう。
ご機嫌よう。
2009年02月15日
カフリンクスはボタンとしての役割と装飾としての役割を合わせ持つ(ほぼ男性のためのと言っていいでしょう)装飾品でございます。独自の進化を遂げたこのカフリンクス、ジュエリーに近いものからおもちゃと呼んでよいものまで幅が広く、それだけに自分だけの一品を色々と探してみるのも楽しいもの。そこで次回からは、カフリンクスの世界を少しづつ覗いてみることにいたしましょう。
ご機嫌よう。
2009年02月07日
皆様はスーツの襟の‘フラワーホール’をお使いになったことはございますか。ピンバッジや社章をつけるための穴だと誤解されている向きもございますが、実際はその名前のとおり、花を挿すための穴でございます。わたくしはここに花を挿したくて仕方がなく、野に咲く可憐な花などを時々襟元に挿しております。しかしながら、いつもそういった野趣あふれる可憐な小さな花々を手に入れられるわけではございません。造花やプリザーブドフラワーなども様々試した結果、最近ではドライフラワーに行きついた次第でございます。もっかのところ、これがわたくしの中では最善の策かと考えております。可憐なフラワーホールの花の写真もご用意いたしました。ご覧くださいませ。
ご機嫌よう。
2009年02月01日
本日は‘スーツ生地のお話その2’でございます。
さて、高番手生地でなくともスーパー100程度の生地で十分、いやそのほうが良いと先回お話しいたしました。高番手生地は確かにしなやかで光沢もあり、品質には当然ながら問題あろうはずもございません。しかしながら、何と申しましょうか・・・。高番手生地には夜のパーティー的な雰囲気(イタリア的雰囲気)が漂いすぎていると思うのです。そのため、日常使いとしては丈夫で英国らしい(わたくしの偏見かもしれませんが)スーパー100で十分、いやそのほうが相応しいのではないかと考えた次第でございます。
なお、皆様が日常的に仕事でスーツを着られるという前提でお話しいたしておりますこと、ご承知おきくださいませ。ただしロールスロイスに運転手付きでお乗りになる方に対してはこの限りではございません。
ご機嫌よう。
2009年01月25日
本日は今回のメールマガジンでも取り上げました、スーツ生地のお話でございます。
巷ではスーパー120やら140やらの高番手生地をよく目にいたします。スーパー120や140生地は今や量販店で売られる時代なのでございます。高番手生地の大衆化自体は歓迎すべきことではありますが、あまりに大量に出回りすぎてしまったためにその価値を下げてしまっておりますことは、少々残念な気がいたしますね。
さて、そこでENGLISH POINTERのお勧め生地でございますが、私どもは敢えて100番手の英国生地をお勧めいたしたいと存じます。様々理由がございますがそれはまた次回に。
ご機嫌よう。
*‘アルバート・サーストン’のブレイシスが入荷いたしました。ご覧いただければ幸いです。
2009年01月19日
‘身体に合ったスーツをきりりと着ていらっしゃる方’を先回話題にし、現在の天皇陛下や昭和天皇は隙なく品良くスーツをお召しでいらっしゃる、とお話いたしました。少々の補足でございますが、本当に身体に合ったスーツというのは、単に細身のスーツを着るということではございません。程よいゆとりがありつつ、身体の丸みにフィットする。そこにはやはり生地感も大事な要素となってくることでございましょう。ぴたぴたのスーツを着ているだけなのに、身体に合ったスーツをきているなどと勘違いをなさいませんよう。ご注意申し上げます。
機嫌よう。
2009年01月11日
新年第1回目の執事日報でございます。皆様、本年も何とぞよろしくお願いいたします。

さて、身体に合ったスーツをきりりと着ていらっしゃる方を拝見するのは、たいへん気持ちの良いものでございますね。その中でも(ブラウン管を通して拝見するだけでございますが)現在の天皇陛下や昭和天皇は、隙なく品良くスーツをお召しでいらっしゃいます。皇后陛下や雅子さまのファッションばかりがテレビ・雑誌では取り上げられておりますが、なんのなんの、天皇陛下のスーツ姿にも注意を払ってご覧いただきたいと存じます。なんでもないように着こなすことの難しさを発見なさることでございましょう。
御機嫌よう。
2008年12月28日
今回のメールマガジンではこの一年を振り返ったお話をさせていただきました。本当に月日の経つのは早いものでございますね。無我夢中のこの一年でございましたが、11月にオープン3周年を迎えることができ、新しいお客様や商品との出会いを果たせましたことが一番の喜びでございました。皆様には改めて御礼を申し上げます。
私どもは今後とも皆様に英国紳士道をお伝えすべく、精進いたす所存でございます。何とぞ来年もよろしくお願いいたします。
ご機嫌よう。
2008年12月21日
今回はアイルランドマフラーについてお話させていただきます。
アイルランドマフラーは繊細なニット(ジョン・スメドレーのような)とは一線を画す、存在感のあるマフラーでございます。アイルランドの厳しい気候に適応すべく、編み目はざっくりとして大きめ。素朴な温かみ溢れる、滋味あふれる逸品でございます。
このアイルランドマフラー、当Web Shopでも取り扱っております。ざっくりとした編み目の雰囲気はそちらの写真でお楽しみくださいませ。
ご機嫌よう。

*写真はアイルランドマフラーのイメージ写真でございます。
LOFTHOUSE’S  「FISHERMAN’S FRIEND」ストロングミントキャンディ・エキストラストロングキャンディ
2008年12月14日
今回は英国‘DENTS’デンツのグローブについてお話させていただきます。
こちらはウールのグローブでございますが、その肌触りたるやもう。大変柔らかく気持ちが良いのでございます。グローブの掌部分には同色のヌバック革が施されており、押し付けがましくないアクセントとなっております。革のグローブに飽きた方、または少しカジュアルに雰囲気を変えたい方にはお勧めの、上質な大人のためのウールグローブでございました。
ご機嫌よう。
*DENTS(メンズのみ)は店舗でのみ取り扱っております。
2008年12月06日
今回はマフラーその2‘スコットランドマフラー’についてでございます。
スコットランドで有名なものと言えば、タータンチェックのキルトスカートにバグパイプ、と相場は決まっております。しかしここに新たに、スコットランドマフラーを加えていただきたいと存じます。スクールマフラーが端正でシャープな印象を与えてくれるのとは対照的に、スコットランドマフラーはその質感からでございましょうか、柔らかい優しい印象のマフラーなのでございます。これからの季節、スコットランドマフラーは癒し系として皆様の襟元を暖かく包んでくれることでございましょう。
ご機嫌よう。
*スコットランドマフラーはWEB SHOPでも取り扱っております。
2008年11月30日
今回のメールマガジンは、スクールマフラーについてでございました。
その名のとおり学校に通っている年代の方々に良く合う、すっきりとした清楚なマフラーでございます。しかし年齢や性別・時代を問わずに愛され続けているロングセラーとしての一面をもまた持っておりますこのマフラーは、シンプルな配色ながら用いる色・コントラストのつけ方で無数のバリエーションを作ることのできる逸品でございます。
皆様もお気に入りの一品を見つけてみてはいかがでございましょう。
御機嫌よう。
*スクールマフラーは店舗でのみ取り扱っております。
2008年11月23日
今回のメールマガジンは、ヘビーシルクのネクタイ‘ホリデイ&ブラウン’についてでございました。
ヘビーシルクのネクタイは、まず見た目から高級感が漂っております。そして触れていただければ尚のこと、肉厚の生地が放つ重厚感を感じていただけることでございましょう。実際に結んでいただた暁には、それはもう。立体的な結び目がシャツとスーツの間を無理なく取り持つこと、間違いございません。
以上、ヘビーシルクの体感リポートでございました。皆様にもぜひこの感触、一度お試しいただきたいと存じます。
御機嫌よう。
* ‘ホリデイ&ブラウン’のネクタイは当 Web Shopにて販売いたしております。
‘ホリデイ&ブラウン’のネクタイは新規入荷も予定しております。
2008年11月15日
今回のメールマガジンは、ネクタイの寿命についてのお話でございました。
わたくしはネクタイに限らずですが、どうやら「物」を使い切ることに快感を覚えるようでございます。気に入りのものをぼろぼろになるまで使い切った後の爽快感が好きなのでございましょう。そして使い切った後のハンカチやシャツは靴を磨く布になり、これもまた快感なのでございます。
わたくしどもENGLISH POINTERは、皆様に使い切っていただける商品をこれからも提供していきたいと考えております。何とぞ今後ともよろしくお願いいたします。
御機嫌よう。
2008年11月09日
今回も引き続きまして‘SWAINE ADENEY BRIGGにまつわるお話、最終回でございます。
皆様は傘の柄について何かこだわりはお持ちでいらっしゃいますか。ひとたびここにこだわりを持ち始めるならば、コレクターへの道を一直線となられることでしょう。
写真の柄は、ワンギーと呼ばれる竹の根元に近い部分でございますが、(ちなみにバンブーは竹の地上から出ている部分でございます。)この他にも様々な木が傘の柄になります。それらを全て収集してみたい、という欲望に駆られるのも無理からぬことかと・・・。
眺めて美しい、開いて美しいBRIGGの傘でございました。
御機嫌よう。
*‘SWAINE ADENEY BRIGG’の傘は店舗でのみ取り扱っております
2008年11月02日
今回も引き続きまして‘SWAINE ADENEY BRIGGにまつわるお話でございます。
英国王室御用達の証、それがロイヤルワラントでございます。王室のメンバーそれぞれの御用達商品があるというところが、日本の宮内庁御用達とは異なる点でございましょう。
英国王室の中でも先ごろ来日されたチャールズ皇太子は、いつもながら誠に見事な着こなしとセンスでございました。(私は何度も申し上げておりますとおり、チャールズ皇太子のファンでございます。)そのチャールズ皇太子のワラントがブラスに刻印されておりますのが、こちらの写真でございます。ロイヤルワラント好きにはたまらない、気品と風格があると思うのですが、いかがでございましょう。
御機嫌よう。
*‘SWAINE ADENEY BRIGG’の傘は店舗でのみ取り扱っております
2008年10月25日
今回も引き続きまして‘SWAINE ADENEY BRIGG’にまつわるお話でございます。
皆様、傘をどこかに置き忘れてしまった経験はおありですか。忘れ物といえば傘!というくらい、あちこちに置き去りにされてしまう忘れ物の代名詞でございますから、「これまでに何度も忘れたよ」とおっしゃる方もいらっしゃることでしょう。
そこでご提案でございます。常に忘れられる運命ならば、傘のほうからご主人を追いかけてくるオーラのある傘をお持ちになってみてはいかがでございましょうか。料亭で、レストランで、バーで・・・。傘のほうからご主人を探して追いかけてくることでございましょう。
御機嫌よう。
*‘SWAINE ADENEY BRIGG’の傘は店舗でのみ取り扱っております
2008年10月20日
ここしばらくは店舗での取り扱い商品を紹介させていただいておりますが、今回も新しく入荷いたしました‘SWAINE ADENEY BRIGG’の傘についてのお話でございます。
‘SWAINE ADENEY BRIGG’は革小物・バッグ・傘で有名な英国の老舗ブランドでございます。そちらの傘がわずかではございますが当店舗に入荷いたしました。細巻のフォックスなどとは違い、ステッキ代わりにもなる存在感のあるフォルムが特徴でございますが、
ディテールなどはまた追々、お話させていただきたいと存じます。
では今日はこのあたりで。
御機嫌よう。
*‘SWAINE ADENEY BRIGG’の傘は店舗でのみ取り扱っております。
2008年10月11日
本日の執事日報はご報告及び宣伝でございます。

現在発売中のメンズファッション雑誌“MEN’S EX 11月号”「英国をどげんかせんといかん」の連載コーナーに、わたくしと商品が掲載されております。綿谷画伯によるイラストで、英国執事として取り上げていただきました。
わたくしの似顔絵は本当にそっくりでございます、ぜひ一度ご覧くださいませ。
ちなみに竹中直人さまが表紙を飾っております、250ページでございます。
御機嫌よう。


2008年10月04日
洋服ブラシ=クロスブラシは普段からお使いでしょうか?
もしかしたら靴にブラシをかける行為よりも少ない、あるいは全く使わないという方のほうが多いのかもしれません。しかしブラシをかけることにより、埃や簡単な汚れなどはたちどごろにきれいになりますし、スーツやコートの毛並みも整います。翌日もこざっぱりとしたスーツやコートをお召しいただけること間違いございません。幸いな事に・・・私どもの店舗では英国アビーホン社のクロスブラシを取り扱っております。ぜひお気軽にお尋ねくださいませ。
御機嫌よう。
*クロスブラシは店舗でのみ取り扱っております。